京都人の私がオススメする京都歩き②

実店舗「京都店」 松田紗代子

実店舗「京都店」

松田紗代子

京都人の私がオススメする京都歩き②

いつも京都きもの市場のスタッフブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

京都店の松田でございます★ミ

寒さの中にも春の訪れを少しずつ感じる季節がやってまいりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

 

蚤の市巡りが大好きな私はお休みの日に、北野天満宮で開催された天神市に行ってまいりました。

毎月25日に開催されるこの天神市は、京都では東寺の弘法市と並んで二大縁日といわれており、境内にずらりと並ぶ露店は圧巻です!

沢山の露店の中でも、骨董品や古道具、古着などの出店が多く、蚤の市が大好きな私としては見逃せません!φ(. . *)

今出川通の正面から入り参道を進むと、桃山様式の立派な楼門が現れます!京都では師走の風物詩として広く知られている干支大絵馬も大迫力です!

この干支大絵馬は、新年の干支が描かれた総重量100キロ以上の巨大な絵馬で、お正月に先駆けて年末に奉掲されます。

この絵馬は、宮大工さんが丹精込めて制作されたもので、釘は一本も使われていないんですよ!?とんでもない技術だと思いませんか?!Σ(゚Д゚ )

干支の作者は毎年変わり、今年は日本画家の三輪純子さんがデザインされたそうです。神様や縁起物として崇められてきた威厳と存在感を感じる、力強い辰ですよね!

楼門をくぐると、月に一度の天神市ともあり、境内はたくさんのお客さんで大賑わいです。絵馬所にはこんな可愛いエンターテイナーもいました!

実はこの猿回しは、1000年以上続く日本の伝統芸能で、馬や牛を病気から守るために猿を一緒に飼って躍らせていたのが起源と言われています。

厄が去る(サル)、何事にも勝る(まサル)ということで、縁起を担いで人々に愛されてきたそうです。縁起の良さそうな新年最初の猿回しで、私の厄も払われていますように!

さて、楼門と本殿の間に建つ三光門にやってきました!威風堂々としたこちらの中門は、豊臣秀頼が建立したと伝えられ、重要文化財にも指定されています。

三光門は、極彩色に彩られた彫刻が美しい荘厳な造りと上部に掲げられた後西天皇御宸筆「天満宮」の勅額により、北野天満宮のシンボル的な存在となっています。

北野天満宮には古くから「天神さまの七不思議」として伝わる七つの不思議があります。そのうちの一つに数えられるのが「星欠けの三光門」です。

三光とは日・月・星の意味で、梁の間に彫刻があることが三光門の名の由来ですが、星の彫刻だけが見られないため北野天満宮の七不思議とされています。

他の七不思議も念頭におきながら散策すると面白いので、訪れる予定のある方はこの七不思議を読んでから足を運んでみてください!

三光門をくぐると、目の前で堂々と優雅に佇むのが御本殿です!

1607年に豊臣秀頼によって造営され、桃山時代の豪華絢爛な様式を残す貴重な建築として国宝にも指定されています。

平安時代の優れた学者・政治家として知られる菅原道真を御祭神とする全国12,000社の天満宮・天神社の総本社で、学問の神様としての信仰が厚いため、学校受験や資格試験などを控えている方は合格祈願にオススメです(*´▽`*)ノ

広大な境内を散策する中で、是非探していただきたいのが臥牛(伏した牛)の石像「撫牛」さんたちです!

御祭神である菅原道真が丑年生まれで、牛は天神様のお使いといわれたことが由来となって、十数頭もの撫牛が置かれるようになったそうです。

境内のあちこちに鎮座する大小さまざまな撫牛は、撫でることで諸病平癒や学業成就のご利益を与えてくれるといわれています。

自身の体の不調部分を撫でてから撫牛の同じ部分を撫でると病や怪我が治り、撫牛の頭を撫でてから自身の頭を撫でると頭が良くなるので、是非やってみてくださいね(*´▽`*)ノ

子連れや立派な角で黒光りしているもの、御手洗場の上にちょこんと乗っているものや御影石のものなど、大きさだけでなく色や形もさまざまですが、中でも個人的に一番印象的なのは赤い目の撫牛でしょうか。

この撫牛の目が赤い理由には諸説あり、忠義心から瞬きせず一心に道真公を待つあまり目が真っ赤になったとか、参拝客の願いを徹夜で聞いてくれるからと言われています。

徹夜で勉学に励む受験生には大変人気があり、目をさわると頭が良くなるという噂もあります。

見どころは撫牛だけではありません!北野天満宮といえば、なんといっても梅です!境内には菅原道真が愛した梅の木が約50種類、合計で約1500本も植えられていて、京都では古くから梅の名所として愛されています。

雪予報の寒い日でしたが、境内のそこかしこにある梅の蕾が開き始めていました。開花のピークは少し先で、2月下旬~3月上旬に足を運ぶと、散策路や展望台で紅白に咲き乱れる梅を見れるので、是非お着物を着てお出掛けしてみてください★ミ

さてさて!前置きが長くなりましたが、花より団子の私が北野天満宮参拝で一番楽しみにしているのが・・・そう、京都では誰もが知っている北野天満宮名物の長五郎餅です!

長五郎餅は400年以上の長い歴史を持ち、豊臣秀吉が開いた北野大茶会で用いられた由緒正しい銘菓です。「長五郎餅」という名前も豊臣秀吉によって命名されたんですよ!

境内にあるので、散策しているとこんな看板(↑)を見つけることができます!看板の矢印に従って歩いていくと・・・

趣のあるこちらの建物が創業400年以上の老舗 長五郎餅 境内茶店です!!!

茶店なので、中でお茶と一緒にいただくこともできますが、今回は長五郎餅を売店で購入して、外で梅の蕾を見ながらいただきました。

見るからに柔らかそうな真ん丸のフォルムが芸術的で、食欲をそそりませんか?( *´艸`)♪

薄い餅皮は、もち米に適した近江米を使って羽二重餅をつくることで、柔らかく上品な舌触りに仕上げているそうです。

ご覧ください!この餡が透けるほど薄く柔らかいお餅を!!伝わりますでしょうか!!!

中に詰まっているのは、400年前からずっと変わらないシンプルで混じりっ気のないしっとりあっさりのこし餡です。

一口食べると、お餅は歯がいらないくらい柔らかく、舌の上でとろけるこし餡と混ざり合って、多幸感で胸がいっぱいになります。あ~天国だ~(*´▽`*)♪

いくつ食べても飽きないほどお上品で素朴な味わいが、京都人に長く愛され続ける所以ではないでしょうか。皆様も是非いつか召し上がってみてくださいね!

長五郎餅 北野天満宮 境内茶店
https://tabelog.com/badge/google_badge?escape=false&rcd=26020400

関連ランキング:和菓子 | 北野白梅町駅

 

それでは長くなりましたので、本日のブログはこのへんにしておきたいと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました、また次回のブログまで皆様お元気でお過ごしくださいませ★ミ

The following two tabs change content below.
実店舗「京都店」 松田紗代子

実店舗「京都店」 松田紗代子

実店舗「京都店」 松田紗代子

最新記事 by 実店舗「京都店」 松田紗代子 (全て見る)

この記事を書いた人

他にこんな記事を書いています

Recommend おすすめ記事