コーディネートのお勉強会「考え方」…と、ブログからのご縁。

いかがお過ごしでしょうか。
京都店実店舗 今井でございます。

週半ばの京都は、寒さも一段落した日が、一日、二日。
そんななか私、少し体調を崩してしまう事態に…

思いもよらなかったので、自分でも本当にびっくりしました。
ご盛況いただいた店催事が一段落したことで気を抜いてしまったのと、
寒暖の差に自分の身体が追いついてくれなかったのが、原因と思っています。

なんにせよ一日で、ほぼ復旧できたのは何よりでしたが、
自分自身の体調管理も大切だな…と、肝に命じた今週でございました。
次週は店舗イベントや外部催事もあり、1月の締めくくりらしく忙しくなりそうなので、
万全の準備と体調で、皆さまのお出迎えとご案内できるように心掛けます。


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さて本題です。
(本日は、少し文章中心となることご容赦くださいませ。)
たまに聴かれることなのですが、
「染めの着物に染め帯はOKですか?」「織の着物と織の帯はOKですか?」
というご質問をいただくことがございます。

そんなとき「ものによるんじゃないでしょうか…」と回答する私…
(きっと聴かれた方からすれば、一番聴きたくない答えなんだろうな…とは解っているのですが…)

その際には補足として、自身の考え方をひとつの方向性としてお話をするのですが、
自分でも正しい答えかどうかは、正直迷いがあるケースもございます。
そんな一例に直面しましたので、今日はそのコーディネートと考え方のひとつのご紹介です。
(本日は、いつも以上に広くあたたかい心でご拝読いただけましたら幸いでございます。)


△白たか御召の板締め蚊絣着尺に、柿本市郎氏の加賀友禅九寸帯。

いわゆる「織りに染め」コーディネートの王道ですね。

はじめはいくつかの組み合わせで「冬のコーディネート…」みたいな感じで、
当週を纏めてみようかと思ったのですが、掲載用にいろいろお着物に帯を合わせていて、
「この合わせ方は、ご紹介としてどうなんだろう…」と思ったのが、次のコーディネートです。


△野口の刺繍付下げに、貴久樹のインド刺繍袋帯

「刺繍」に「刺繍」…しかも、刺繍の種類が違う…

ほんの少し頭が固い部分がある私なので、コーディネートでは普段は出難い迷いが生じてしまい、
(↑ほんの少しですが…)
「どうなんだろう…」と「いい感じ…」という想いが、心のなかでクルクルと巡ってしまいました。

素直に考えを巡らせると、ご普段のお出掛け向きのコーディネートとして、
色彩の調和や意匠性などは、自分として及第点。引っ掛かった問題は…

きもの本来のコーディネート(いわゆる、そもそものきものと帯の合わせ方)の観点からは、

果たして「あり」なのか「なし」なのか…

複合的な技術のお品や、種類の多さ、識者の考え方の違いもあって定義付けは難しい…
(↑染めに刺繍や、部分的に刺繍がある着物や帯ですね。)

きもの本来のその答えを見出すには、自分自身は到底足りませんので、
自身が行き着いた結論として「駒繍」は、京友禅の礼装向きの着物にはよく使われる刺繍技法です。
(「駒繍」:金駒刺繍や銀駒刺繍ですね)
その帯合わせの際に、刺繍の帯を自分が合わせるかどうか…でした。
(↑…きっと私は、京友禅の訪問着や付下げに刺繍の帯を合わせることも多いです!)
故に答えは「あり」としました。

これもひとつの考え方として、捉えていただければ幸いです。

なにやら話がややこしくなってしまいましたが、取り纏めると、
コーディネートは「考え方」次第かな…というところです。
おきものをお召しになるシーンや用途に沿って、ご自身が「好き」や「素敵」と感じられることが大切…
と、なんだかいつも通りの結論に至りました。

おきものの魅力を、もっと解りやすくお伝えできるように日々研鑽いたします。
当ブログのご紹介は、一例としてでございますので、どうぞご参考までに…

次週は、また寒さが厳しくなる日もあるとのこと…
体調管理には十分に、お気をつけてお過ごしくださいませ。
(↑私もいつもより気をつけるようにします。)
それでは次週もどうぞよろしくお願いいたします。