コーディネートのお勉強会「2017年の流行り?」…と、京都店より。

いかがお過ごしでしょうか。
京都店実店舗 今井でございます。

本年も残すところ明日の大晦日となりましたね。
私にとっては、あっという間の一年間でございました。
いまのところ無事に年を越すことが出来そうなので、少しホッとしております。

たくさんの方々にご来店いただけたこと、そして、本当に多くのご縁をいただけたことを、
私自身を含め京都店スタッフ一同、改めて御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

来年も、皆さまに気軽にお越しいただける店舗を目指して、
日々精進させていただきますので、変わらぬご愛顧をいただければ幸いでございます。

2018年も京都きもの市場を、並びに、京都店実店舗をどうぞよろしくお願いいたします。
スタッフ一同、皆さまのご来店を心よりお待ち申し上げます。

                              今井 大
                              羽野 てい子
                              堀田 こるり
                              服部 陽平
                              吉籐 健太

▽京都店ページは、コチラから…【1月10日(水)~15日(月)は店舗催事「初売」もございます。】
https://www.kimonoichiba.com/user_data/shop/?shop=kyoto

さて、本題に…今年最後の締めくくりは、自分が好きなコーディネートで…とも思ったのですが、
そもそもが、自分の好みのコーディネートで掲載しておりますので、
2017年というか、ここ近年の着物コーディネートの主流となっている、
「色の引き算」をテーマにいってみました。
(貴久樹のコーディネートを少しご紹介。H.Fさま、リクエストありがとうございます。)

基本色は2色で纏めています。相性は然ることながら3色までは、綺麗に纏まるイメージです。

△貴久樹のナチュラルタッサーの無地、帯は同じく貴久樹の刺繍九寸帯。

色調も含め、個人的に大好きなコーディネートのパターンです。
青系統は、知性や上品さを感じさせるときに使います。
< 薄紫/象牙色 + ベージュ >


△貴久樹のナチュラルタッサーの無地、帯は桝屋高尾の漆箔本袋。

この感じも余分な色を足さずに緑を前面に出したコーディネート。
緑は大らかさや落ち着きのイメージです。
< 利休鼠/黒 + 赤/芥子色 >


△貴久樹のナチュラルタッサーの無地、帯は桝屋高尾の漆箔本袋。

お気づきかと思いますが、これは《失敗例》として掲載してみました。
なんでも纏めればよい訳ではないんですよね…この辺りが難しい(?)部分です。
意外に、いざお着物に合わせてみると自身も「あれ???」と思うことも、しばしば…です。

赤と黒は本来、色相性はよいのですが、お互いの存在が強く合わせ方を間違えると、
このように喧嘩してしまいます。
色調や色味、柄向きによっても変わってくるのが、先程の難しいに通づるかも知れません。
< 赤/黒 + 生成色/緑 >


△成謙の刺繍付下げに、梅垣織物の西陣織袋帯。

お正月を少し意識してのコーディネート。
赤の延長線上にある色で纏めると、濃度によって「強さ⇒あたたかさ⇒やさしさ」のイメージ。
< 薄紅色/朱色 + 青緑 >

雪輪の柄は、よく「いつの時期?やっぱり冬?」と聴かれることが多いのですが、
もちろん雪の結晶がモチーフになっていると云われておりますので、
冬はOKですよね。ただ、こんな謂れもございまして…

雪が降り、山に積り、湧き水から川となり、その自然の恵みが、草木を育みます。
草木の美しさや、山河の流麗の源は、降り積もる雪があってこそ…

受け売りですけど、その恵みに感謝する意味も「雪輪」の柄に入っているそうです。
そんな感じで、雪輪の柄は春でも夏でも秋でもOKだそうです。

以前から、好きな柄のひとつだったのですが、雪輪の柄がもっと好きになった先日です。
(先日=ほんの十数年前です。)

余談を入れましたが、こんな感じで本年のコーディネートを纏めてみました。
2018年も色々と手前勝手なコーディネートとなると思いますが、
ご紹介していければと思います。どうぞご参考までに…

明日は、豆餅と鴨ロースを錦市場で、調達したいと考えております。
出汁巻きも欲しいのですが、どうも「並ぶ」のが苦手な性分のようでして…
来年は、苦手な分野が克服できる年になるように、努力いたします。
(↑苦手なことが多いのでちょっとずつ…)

それでは、皆さま良いお年をお迎えくださいませ。
次週もどうぞよろしくお願いいたします。

4 件のコメント

  • 年が明けてしまいました。やっとパソコンの前でゆっくり小正月です。今井店長には珍しく附下が少ない組み合わせでした。私はやはり、上方二点のコ-デが好きですね。
    貴久樹の9寸良いなと感じます、サイトには出ていないようですので、一度メ-ル頂けるとありがたいです。

    • 岡田ひとみさま
      コメントありがとうございます!
      改めて、帯の件をメールにてご連絡させていただきます。
      ご都合良いときにご来店いただける日を、楽しみにしております。

  • 帯といい、付け下げといい、さりげなさげでいて個性的な二品が、ちょっと渋めの赤の繋がりで呼応し、お互いを引き立て合って素敵。そこに割って入る帯締めが白地でちょっと引きながらも 同じ赤で連携。その一方で綺麗な緑を控えめにいれてスパイシー。
    洋装の多いお集まりにも、和服での会にも、嫌味なくすんなり溶け込めて格もある。流石は老舗の良い意匠の帯と着物ですが、ピックアップしてコーディネートされた 今井店長のセンスも流石です。
    刺繍で表現された着物は意外と帯を選ぶ気が致します。今回の様に互いの個性を活かしきる組み合わせには感動しました。
    染め匹田も雪輪も大好き。染めのムードを織りで表現した帯も大好き。見ているだけで嬉しくなります。

    • あんこ椿さま、いつもご拝読ならびにコメントありがとうございます。最近、掲載を見返していて思っていたのですが、出来の良し悪しが疎らだな…と思っていたところです。もう少し精度を上げてもっと魅力あるコーディネートをご案内出来るようにこれからも精進いたします。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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