コーディネートのお勉強会「モデル撮影編 その③」…と、紅葉の思い出。

いかがお過ごしでしょうか。
京都店実店舗 今井でございます。

通勤途中に銀杏並木があるのですが、すっかり黄色に色づいてきました。
(↑堀川通の紫明通から今出川通の間です。)

ふと蘇る思い出は、十年以上前に祖母と訪れた東福寺の紅葉…
そこは、まるで心の奥に届くようで、魅入られてしまうほどの「赤」の世界でした。
美しくて、儚い、秋の絶景…
そんな懐かしさを内に含んだせつない気持ちにさせてくれる木々の色づきに、
一段と秋の深まりを感じた本日の朝でございました。

京都の各名所の色づきは、今年は11月中旬から下旬にかけてが見頃とのこと。

秋の京都にお越しの際には、一息入れに京都店にお立ち寄りくださいませ。
ちょうどその頃、店舗催事も開催中ですので、秋の味覚も楽しんでいただけます。
どうぞお気軽にお越しいただければ幸いでございます。

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https://www.kimonoichiba.com/user_data/shop/?shop=kyoto

(↑おもてなしは今年もキルフェボンにいたしました!)

さて、本題は3週にわたり続けさせていただきました「モデル撮影」の最終回。
「付下げ」編でございます。


△村山刺繍の付下げに、河合美術織物の西陣織袋帯。

綺麗な黄色と水色は、比較的相性がよく華やかさや若さを意識するときに使います。
色彩の鮮明さ、繊細な刺繍の控えめな大きさの貝合せの柄を活かすように、
帯は強すぎないコントラストの色彩豊かな鎧縅の柄を選んでみました。
(実はこのモデル撮影のなかにおいて、個人として一番の出来と自負しております。)


△今堀染匠の京友禅の付下げに、山城機業店の西陣織袋帯。

刷毛霞の意匠は、帯合わせで印象がきつくなるケースがあるので、
その部分を意識しながらの帯合わせです。
古典柄で金箔の袋帯も、綺麗に合って豪華さも出るのですが、
落ち着いた印象のなかに、いかにも過ぎないようにコーディネートしてみました。
(↑正統派のまっすぐな感じは訪問着で選んでいましたので…)


△西原染匠の京友禅の付下げに、引箔に佐賀錦の袋帯。

かわいい宝尽くしの意匠に、孔雀の羽根の意匠。
同系統の意匠を、組み合わせることによる調和と、
(↑解りにくい表現なのですが、丸ベースの古典調同士というか、なんというか…です。)
柄のサイズ感も合わせたのは、きもの・帯の無地の部分が多かったので統一感を出したかったのと、
染めもの、織りものの存在感の違いが、互いを引き立て合うようになるように…です。
付下げらしくちょっと静かで上品なコーディネートにしてみました。

いかがでございましたでしょうか、「モデル撮影」編。
お目に留めていただけるコーディネートはありましたでしょうか。
ご参考のひとつとしていただければ幸いでございます。
(また、紙面や各種媒体にて登場すると思います!)

いつもご覧いただき誠にありがとうございます。
天高く馬肥ゆる秋…
大好きな秋を感じながらも、怠ることなく精進いたします。
次週もどうぞよろしくお願いいたします。

2 件のコメント

  • 今井大様
    初めまして、HN箪笥の青首大根と申します。
    どうぞよろしくお願いいたします。

    今井様の『四季折々の日本の風景に溶け込むコーデ』を、いつも楽しみに拝見してまいりました。
    今の日本の若い女子(おなご)は、いざ着物を着ようと決心しても何をどうしていいのかさっぱりわからないのかもしれません。
    その若い女子たちに、ちょっとこんなご提案をしていますからご参考にしてね♪と優しくお導き下さいますようお願い申し上げます。

    • いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。自身もきっと、この仕事に就かしていただくことがなければ、お着物事情にはすごく疎い日常を過ごしていたと思います。皆さまのお着物事情の参考のひとつとしていただければ幸いでございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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