博多店 改めて大島紬とは。。。part2

皆様、こんばんは!
博多店の横尾です。今日は朝から寒かったですね。

さて、本日は昨日に引き続き〈大島紬〉について語るブログpart2!
その中でも本日は【12マルキ】について、お話します。

~昨日のおさらい~

マルキとは、経糸の総数(1240本)に占める経(たて)絣糸の割合のことです。
つまり、マルキの数値が上がるほど経絣糸が多く入り、
経緯(たてよこ)の絣合わせが難しくなります。
5マルキ、7マルキ、9マルキなどがあり、
その数が上がるほど、より手間隙のかかったお品となります。

さて、ここからが本日の深堀り!【12マルキ】とは。。。

いまや呉服の本場室町におきましても、めったにお目にかかれない織の至宝、12マルキ。

7マルキの経糸の配列は、<絣糸1>に<地糸3>、の1:3。
9マルキの経糸の配列は、<絣糸1>に<地糸2>、の1:2。

経絣糸が多く入れば入るほど、経緯(たてよこ)の絣合わせは一層難しくなります。

ところが実は12マルキの絣の比率は、実は9マルキと全く同じです。
それなのに、なぜ12マルキが9マルキよりも細緻を極めるのか…

それは、<算数(よみすう)>が異なるのです!

算数(よみすう)とは、「1cmのなかに経糸が何本あるか」を表す織物用語です。
奄美では伝統的に13算(じゅうさんよみ)で織られ、
鹿児島では伝統的に15.5算(じゅうごてんごよみ・じゅうごはん)で織られています。

13算は、1cmのあいだに経糸が26本。
15.5算は、1cmのあいだに経糸が31本。
つまり、算数(よみすう)というのは、織りの緻密さを表わす単位なのです。
算数が多ければ多いほど、布が緻密であり、上質な布である事を表わしています。

  

では…12マルキの算数は?正解は明日のブログでお話します。

文字数の兼ね合いで思いがけずpart3にわたる長編ブログとなってしまいました。汗

明日もご覧いただけますと嬉しいです!応援コメントもお待ちしております!

 

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実店舗「ホテルニューオータニ博多」 横尾知幸

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