コーディネートのお勉強会「秋単衣のお洒落着」…と、八月の京都店。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
暑い日々が続いておりました京都ですが、ようやく最近は気温も落ち着いてきたのか、
少しは過ごしやすくなっているような気がしております。

八月も残すところあと僅か…
京都店の今月を振り返ると、お盆の真っ只中に催しました店舗催事のことがやはり頭に浮かびます。
たくさんの皆さまにご来店をいただけたこと、心より嬉しく思っておりました。

「こんな時期に催事期間って…」や「あと一週ずらしてくれれば…」なんてお声も聴こえたような…
聴こえたような…気がしております…というか、よく耳にさせていただきました…
お越しいただけた皆さま、本当にありがとうございました。
ご都合があわなかった皆さま…配慮が足りず申し訳ございません…次はよい日程のときにします…
 
それにしても一番は、なんとお着物姿のご来店の多かった店舗催事だったのだろうと思います。
当方としても、お着物姿でお越しいただけることを促したのは事実なのですが、
やはり着物に携わるものとして、夏の暑い時期でもお着物でお越しいただけることは、
とても笑顔になれるものです。お召いただく機会のひとつにしていただけたことが、
とてもうれしいと感じた京都店の夏の店舗催事でございました。

さて本題です。
コーディネートの某というよりかは、本日はちょっと考え方のお話になるような気がしております。
秋の単衣のコーディネートに自身が何を考えてコーディネートをしているのだろう、
という部分の深堀りです。


▲首里織の花織に、しょうざん生紬の染め九寸帯

やはり単衣に向く素材を頭に並べると、
楊柳、御召、塩沢、生紬、久留米絣や綿さつま…パッと思いを巡らせるとそのあたりが、
頭に浮かびます。もちろん、もっとたくさんの単衣向きの素材がございますが、
一般的に近い感覚で思い付くものと遠からずだろうと思っております。

その生紬の帯を主役にコーディネートしてみました。
花織は単衣に「?」が出ることがございますが、裏の糸の始末がしていないものは、
単衣向きではございませんので、ご留意ください。


▲一富司の小紋に、成謙の塩瀬九寸帯

さらりとした生地の小紋に、塩瀬の九寸帯。
どちらも一流の染元さんが手掛けたお品で、なんと単衣にぴったりな感じの素材の取り合わせ…と、
本当はこちらが先に出来上がったコーディネートでした。

自分の考え方を改めてまとめてみると…
夏前の単衣のときは、きものの素材に意識が強く向き、
秋の単衣のときは、帯の意識が強くなる傾向があるようです…
着物姿は、きものと帯どちらかが主役という訳ではないと考えているのですが、
やはり意識はしてしまうもの。

帯にきものを合わせる。
きものに帯を合わせる。

どちらも正解だと思います。
自然な感じでコーディネートができればそれに越したことはないのですが、
きものも帯も多種多様、色も違えば柄も違う、はたまた素材もたくさんございます。
日々きっちりと向き合っていけるようして、皆さまへのお品ひとつひとつの確かなご説明と、
間違いのないご提案ができるように、少しでも精進いたします。

(今週のコーディネートはちょっと置きにいった感じはしますが…)
掲載のコーディネートはどうぞご参考までに…

来月ひとつ店舗イベントも予定いたしております!
またご報告できるようにいたしますので、少々お待ちくださいませ。

それでは皆さまに、とってもよい一週間になりますように…
今週もどうぞよろしくお願いいたします。