こんにちは。
京都きもの市場実店舗『銀座店』の松本でございます。
異例の10連休のGWも本日で終わりますね。皆様はどこかにでかけたりしましたでしょうか。
ネットで見てみると、何処に行っても人が多くて出かけない人も多かったみたいですね。
銀座店は、GWは『江戸刺繍』と『泥染め体験』のイベントを実施致しました。
どちらも大変好評で、皆様「またやってね」 との声が多くいただけたことが嬉しく存じます。
色々なイベントをこれからも考えていきますので、是非共ご参加くださいませ。
連日、紹介させて頂いているKITTEの作家紹介第三弾は『全国紬』!
日本には、結城・大島・黄八丈など北から南まで多くの織物がございます。
地域によってその土地にあった染め方・織り方がなされており、同じ紬でも風合い・色など一つひとつに個性があるのです。
そして今回は特別に、日本工芸会正会員の城間栄市氏が5/17-19の間ご来場されます。
琉球王朝時代より…
その伝統の技が引き継がれてきた紅型。
絵師が図案を描き、彫り師が型紙を彫り、それを紅型三宗家と言われる
「城間家」「知念家」「沢岻家」を中心とした染め師が完成させるという
形態で匠の技が守られてまいりました。
廃藩置県や第二次世界大戦といった歴史の波によって、紅型の技は、
消え去ろうとしていました。終戦後、その技の復興に努めた中心人物は、
戦禍を逃れた城間家の城間栄喜氏と知念家の知念績弘氏でした。廃材の中から、
「宗家」の名にかけて琉球王朝の彩りを蘇らせたその熱意とたゆまぬ研鑽。
消え行くものを留めよう、護ろうとするその心と努力によって
琉球紅型は受け継がれて参りました。
その第一人者である、城間栄喜氏の孫にあたる城間栄市氏。
一度は途絶えた幻の技法「紅入藍型(びんいりあいがた)」を甦らせるなど精力的に活動をされ
様々な賞を受賞しております。
当日は、栄市氏から作品に対する想いを聞いていただけたらと存じます。
栄市氏の作品の一部をご紹介
是非、KITTEでお待ち申し上げます。
銀座店でもイベント・企画を行っております。
京都きもの市場銀座店 松本

実店舗「銀座店」 松本雅俊

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