皆様こんにちはこんばんはおはようございます。
『イロトリドリ館』の西村です。
さて恒例(?)になりました西村の『ゆるゆる旅日記』。
今回は京都の北部『綾部・福知山』に行って参りました。
というのも、私の義弟(妹の旦那)が「グンゼ」に勤めておりまして、そのグンゼの発祥の地が「綾部」。要するに、妹夫婦の家に遊びに行ったということです。m(_ _)m
古くより京都北部を含む「丹後」では養蚕・製糸業が盛んであったのですが、グンゼ創業者の波多野鶴吉(はたのつるきち)は故郷で養蚕農家の子どもが劣悪な環境に暮らす姿を目の当たりにします。また、東京上野で開催された品評会で、京都府の繭と生糸は「粗の魁そのさきがけ」(品質粗悪)と酷評され、それを受けて組合の結成が進められました。何鹿郡の蚕糸業先駆者の一人であった梅原和助氏の推薦で、何鹿郡蚕糸業組合の組合長に就任した波多野は、先進地への技術者の派遣、養蚕伝習所の開校など、養蚕・製糸技術者の養成に取り組みました。そして、蚕糸業の振興こそが天命と悟り、郡是製絲株式会社の設立を進めていったのです。(グンゼHPより抜粋)
。。ふむふむ、そうなんだ、、と勉強させていただく機会となりました。ちなみに、今、綾部ではグンゼ創業者の波多野鶴吉を主役にしたNHK朝の連続テレビ小説を誘致しようとがんばっておられるそう。ニッカウヰスキー創業者の「マッサン」がヒットしたのが思い出されます。
弊社の創業も、もとは丹後の白生地問屋。創業120年のグンゼさんよりは若く、創業80年になります。あと20年もすれば、弊社創業者の田中善七を主役にしたドラマが放映される日も来るかもしれません(??)
綾部はまさに「グンゼさん」の城下町といった風情です。写真はグンゼ博物館。
こちらは綾部市のゆるキャラマスコット「まゆピー」。やはり養蚕の町ということですね。
こちらは綾部から車で約20~30分ほどにある福知山市の「福知山城」。現在の福知山城は昭和61年に復元されたものですがたいへん立派なものでした。
先回のブログから、キモノの素材となる「お蚕さん」に思いを馳せる機会となりました。
ではまた、次回の西村旅日記(?)を乞うご期待ください。
以上

「イロトリドリ」 西村博樹

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