コーディネートのお勉強会「夏前の単衣(お洒落着)」…と、自然の美しさ。

いかがお過ごしでしょうか。
京都店実店舗 今井でございます。

まずは本題から…

一括りに単衣といっても実情的には「夏前の単衣」と「秋口の単衣」では、
着こなしからコーディネートまで、大きな違いがあるような気がしています。

ご来店いただいたときに話題に上がるひとつとして、
単衣の着用時期がございます。4月はじめのように、夏日がございますと。
どうしても袷は、体感は暑く感じてしまいます。

ここから少し個人的な考え方の話に入りますが、
礼装や格式を重んじる場合は、やはりそのときのきもののルールに則って、
5月20日~6月30日迄が、単衣の着用時期としてお伝えします。

ただ、ご普段着に関しては、昨今のきもの事情等を鑑みて、
「そのときの気候やご気分で良いのではないでしょうか。」
という話になってしまいがちです。
「もちろん、本来は…」ということもお伝えした上で、お伝えするように心掛けております。


△東郷織物の白大島紬着尺に、野口の麻九寸帯

単衣にも向く素材の大島紬に、夏帯である麻九寸帯。
先取りということで単衣のきものに夏帯をご案内することも多いです。
帯は先取りOKというのが、一般的な認識のようですが、例えば夏きものに駒無地の塩瀬の帯を、
オススメすることは、きもののルールを考えないとしてもあまりピンとこないです。

難しく考えると難しくなるのですが、いろんな考え方を踏まえた上で、
ご自身にピッタリのきものの着方が見つかればいいのではないかな…と考えております。
そんな一助になれれば、幸いでございます。

掲載のコーディネートはどうぞご参考までに。

加えて…

今回は、単衣のコーディネートとして採用しなかった画像をアップしてみます。

△しょうざん生紬着尺に、出雲織紙布八寸帯

なぜ不採用かと申し上げますと、コーディネートとしては及第点を出せるものでした。
(及第点:自身としては…です。)、
ただ、如何せん写真映りが良くなく…気になったのが色彩です。
自身の目で見る限りはOKなのですが、いざ写真を撮ってみるとどうしても納得が出来ない…
何度が撮り直しをしてみたのですが、どうしても腑に落ちないので不採用といたしました。

実際はもう少し纏まっているのですが、ちょっと色調が違って見えてしまいます。
一例としてご覧くださいませ。

当週は、京都店イベントがございました。
今回の行き先は岡崎の「無鄰庵」でございました。
本来は御室桜を見に行く予定だったのですが、自然の驚異に直面いたしました…
(しかもこの度は、ご予約いただいた皆さまを巻き添えに…申し訳ございませんでした。)

画像はイベント当日の写真をアップしてみました。
自然のままの美しさを実感した時間でした。

予定外のイベントとなりましたが、急な内容変更にも関わらずご参加いただけた方、
本当にありがとうございました。次回はもう少し綿密に予定いたします…
(大好きな無隣庵だったので、一番楽しかったのは私かも知れませんが…)

春ももしかしたら、後少しなのかも知れませんね。
次週も春を感じられるように過ごしたいと思います。
(↑もちろん、業務をこなしながら…です。)

それでは次週もどうぞよろしくお願いいたします。