梅は咲いたか。。

毎度ありがとうございます。

きもの市場竹中です。

この日曜日は京都も最高気温20℃となりまさに春の陽気。

休日とゆうこともあって 我家の近くの【梅小路公園】(京都水族舘、鉄道博物館のある公園です)

に愛犬をつれて散歩に行きました。 梅小路の名前どおり 公園内の梅園はもう満開。

紅梅白梅が素敵なコントラストで咲いていました。

あくる月曜日の夕方からはまた10℃と冷え込みましたが平年並みの気温だそうですので

桜まであと少し。

そして昨日は梅つながり(?)で西陣は【梅垣織物】さんへ研修に お邪魔してきました。

きもの市場では何度か紹介させて頂いていますが

梅垣さんの帯作りへのこだわり、思い入れなどをお伺いし

作り手さんの一条の帯に託された想いを お客様に伝えることの重要性を

流通をになう一員として改めて痛感しました。

手織の帯です。今では織られていません。

疋田を織りで表した 織機の帯

手越しと言われる梅垣さん独特の織帯です

梅垣さんでは手織の帯はもう織られていませんが

通常の織機とは違った手引,手越(てごし)の技術が使われています。

以下梅垣さんの「ときどき日記」より転載させていただきました。

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手越し帯 ”てごしおび とは 
≪手機≫ 同様に 『 手引き 』【 手越し 】 の技術を使用し製織した “ 帯 ” の事です

『手引き』 = “ 機 ”(はた) を停止させて箔を織り込むという手仕事です
絹糸の土台に『引箔』(ひきばく)= 糸状に切断された “ 金箔・銀箔 ” を織り込んで
いく技術に加え、異なる種類の『 引箔 』を同時に三枚以上織り込む事は非常に難しく
『 手引き 』をしなくてはいけません。
また、十七色前後の “ 色数 ” に制限されている緯糸(横糸)を【 手越し 】することで
四、五色加えることが出来ます。しかし、これらの作業をするには特に修練された
技術が必要です。

“ 西陣織 ”を織る手段として大きく分けると 
≪ 手機 ≫ てばた = 手で織る作業  
≪ 力織機 ≫ りきしょっき = 機械で織る作業があります

≪ 手機 ≫ の良さは、先程述べた『 手引き 』【 手越し 】が出来る事で箔の枚数や
色数も豊富に対応できます
そして濡れ緯組織( 糸をぬらしながら織る )という特殊な技法などにも対応できます

≪ 力織機 ≫ の良さは、早く織れる事と、均一に綺麗に織れる事です

【 梅垣の手越し帯 】は≪ 手機 ≫で織れる職人さんがいなくなった為、道具としては
≪ 力織機 ≫を使用しますが、弊社専属の伝統工芸士が『 引箔 』を“ 機 ”( はた )を
停止しながら≪ 手機 ≫同様に『 手引き 』【 手越し 】 しています。
動いている機を止める為手間がかかり、箔が裏返らないように等高度な技術が必要に
なります。また時間もかかります。
しかし≪ 力織機 ≫なので、仕上がりは“ とても綺麗 ”です。

このように双方の利点を取り入れたのが【 梅垣の手越し帯 】です。 

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一般に力織機で織られた帯は手織りより 安物とゆうイメージがありますが

力織機も完全オートメーションから 梅垣さんの帯のように手間暇かかるものまで

多様にございます。プラス素材へのこだわり。意匠力。 

いい帯は見ているだけで語る必要はないと言われますが

おのずと語りたくなる帯ばかりです。

またWEBや店舗でもご覧いただくこともあると思いますが

自信をもっておすすめさせていただける帯です。

※梅垣社長様に一見同じに見える七宝柄の帯。(どちらも自社製)

値段の違い(手間のかかり具合)の説明をうけています。※

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今週のBGM

明日へのマーチ by Keisuke Kuwata(2011)

あの3/11から丸7年 

良いことも辛いこともそれなりにあったけど

野も山も越えてゆこう。明日へのフレー!フレー!

今週もよろしくおねがい申し上げます。

 

 

 

 

     

 

 

 

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「まいどおおきに」 竹中浩一

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