【銀座店メンバーと行く】 江戸紅型・藍染ツアー 「青は藍より出でて藍より青し」

齋藤 洋

【銀座店メンバーと行く】 江戸紅型・藍染ツアー 「青は藍より出でて藍より青し」

いつも京都きもの市場のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

京都きもの市場銀座店 キャンプ担当 齋藤 洋でございます。

記念すべき第2回目の投稿は藍染です。

藍染とは〈蒅(すくも)〉を原料とし、もともとは日本各地で栽培されてきましたが、なかでも阿波(現在の徳島県)産のものが質と量ともに優れていることから、「阿波藍」と呼ばれるようになりました。その阿波藍の原材料である蒅も、戦時中であった時代・・日本で途絶えてしまうそうな時もあったようです。※現在の藍の生産量は徳島県が全国の約60%を占めている

明治初頭、来日した英国人科学者のアトキンソンが、町が藍色に彩られている様子を「ジャパン・ブルー」と表現したのが由来で世界からも日本=ブルーのイメージが持たれるほど日本人と藍との関係性は深く、藍色は日本を象徴する色であることがうかがえますね。

そんな藍染を長年されている工房さんに日頃からお世話になっているお客様方と銀座店スタッフ全員でお邪魔してきましたのでご紹介したいと思います。

今回見学させていただきましたのは埼玉県八潮市にある㈱蛙印染色工芸さんです埼玉県にあるということもあり公共交通機関で行くことも可能な工房さんです。藍といえば徳島や沖縄などが有名ですがこんな近くに藍染の工房があるのは驚きでした。

 


藍染めは名前のとおり藍色の染色を行うことができ、色が褪せにくいという優れた特徴を持ちます。タデ藍を原料とし発酵させて染料を作ります。

天然灰汁発酵建て(てんねんあくはっこうだて)という日本古来より伝わる染色技法染められで、工房によって様々な工程があります。

今回お邪魔した㈱蛙印染色工芸さんは、そのなかでも天然の阿波藍を100%使用している由緒正しい工房さんであり、藍染の中にはほとんどが化学染料を使って染色している工房もあるなか手間暇かけて一つずつものづくりされている希少な工房さんです。

 

先日は私も実際に藍染めの体験をさせていただきました。

帯揚を輪ゴムで縛るだけの単純な作業ですがどう染まるのか想像しながら縛っていくのは相当大変でしたし、染めあがったものはイメージして縛っていたものと違い予想以上に良いものが出来上がった時には感動すらしました。帯揚げを染めるだけで1時間程度の時間を要していることを考えると着物や帯を藍染する職人さん方は本当に大変なのだなと実感しました。

お客様が作られた藍染の帯揚げは加工途中でしたので菅野店長の藍染のみ先行で公開します!

 

古くから伝わる染色技法【藍染】職人さん方の苦労を肌で感じることが出来るツアーとなりました。ご参加いただきました皆様誠にありがとうございました!

 

ちなみに現在、㈱蛙印染色工芸さんの商品ではないですが同じ阿波藍で染めた着物・帯を銀座店に多数展示しておりますので是非遊びにいらしてくださいませ!

 

 

 

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